旦那さまの事件簿

ここには、私が過去に経験した摩訶不思議な事件の数々が紹介されることになります。
こんなすごい事件があったぞという方の投稿もお待ちしてます。
投稿される方はこちらからどうぞ。

  ファイルNo. 事  件  内  容
解決 1 アリ事件
当時、大学生だった私はそれまで住んでいた4畳半ひと間のアパートを引き払い、念願の11畳のワンルームの2階に引っ越してきた。そのアパートは築3年で、そこそこ内装も綺麗で学生の一人暮らしには十分な部屋だった。

しかし、ある朝、悪夢はすでに始まっていた・・・。
私が目覚めると、枕もとに何やら得たいの知れない黒い粒が多数、落ちていた。
「ゴマ?」 私は、自分に問い掛けた。
・・・ゴマは買ってない・・・その上、こいつら動いてる・・・
まさか・・・私は、目を疑った。そこには、築3年のアパートの2階で遭遇するはずのない生き物の集団がいた!!
なんと、私の寝ている枕もとに、大量のアリが隊列を組んで歩いていたのだった。
とっさに私は掃除機を取り出し、部屋中のアリを処理して回った。
アリの進入口は壁と床の間の約2mmの隙間。
その日のうちに接着剤を流し込んで隙間をふさいだ事は言うまでも無い。
未解決 ミミズ事件
アリ事件から1ヶ月くらい経ったある日の事だった。
その日は、梅雨の中休みで天気も良く暑い日だった。
大学からアパートに帰ってきた私は、真っ先に冷蔵庫から麦茶を取り出し、たった一つしかないコップに注いで一息に飲み干した。
もう一杯・・・と思い、麦茶のボトルを持ち上げた時、部屋の奥のほうに赤茶色の紐のような物が落ちている事に気が付いた。
「後で捨てよう。」 そう思って、麦茶をもう一杯、コップに注いでテーブルの方に歩いていった。北陸中日新聞を読みながら、さっき紐が落ちていたところを見ると、紐が無い!
もっと部屋の真中に移動している!!! 紐が何故???
まさか・・・”紐”に近づくにつれ、その疑問は確信へと変わった。
こいつは、紐じゃない。 ミミズだ!!!
私はミミズをティッシュでつかんで、外へ放り投げた。
前回のアリの侵入口は、完全に塞いである。それに、ここは2階だ!
いったいどこから??? もしかして、もっといるのか???
結局、入り口も他のミミズも見つからなかった。
しかし、それから夏休みに帰省し、またアパートに戻ってくると、決まってあるものを片付けなければならなくなった。
そう、部屋で干からびた数匹のミミズを・・・
未解決 蛍光灯の傘事件
これは大学に入る前の出来事である。
高校を卒業した私は埼玉のとある専門学校に通っていた。うちから通える距離ではなかったために深谷市にワンルームのアパートを借りて一人暮らしをしていた。
鉄筋コンクリート造りの2階建てアパート1階に私の部屋はあった。入り口を入って一番奥の廊下の突き当たり、私と私の友人の数人しかここまで入ってくる者は誰もいない。そんな寂しい場所である。
そんなアパートでこの事件は起きたのである。
それは、夏の蒸し暑い夜の出来事であった。いつものように食事を済ませ、テレビを観て、いつものように寝る時間になったので蛍光灯を消して、いつものように眠りにつく。ここまでは普段と全く変わらない、いつもの日常生活であった。その平穏な日常は、夜中1時過ぎに破られた。
”バコンッ!”というけたたましい音とともに、急に部屋がパッと明るくなった。私はガバッと飛び起き、眠い目をこすりながら辺りを見回した。・・・誰もいない。しかし、足元に何か落ちている。蛍光灯の傘である。なぜ、こんなものが落ちたんだ?
その傘は下からはめ込むタイプではあるものの、上側に引っ掛ける機構になっているため、落ちるとは考えられない。その上、この蛍光灯のひもの先に付いている玉も傘にあいている穴より大きい・・・。
蛍光灯の傘にも蛍光灯本体にも、もちろんひもにもまったく壊れた個所は無く、私には落ちた理由は見当がつかなかった。釈然としないまま、その夜はもう一度眠りについた。もう2度と落ちてこないことを祈りながら・・・。

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